一括査定申し込み後の動き【第4回戸建て不動産売却体験談】

一括査定申し込み後の動き戸建て不動産売却体験談
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古家付き土地の不動産を売却するために、ネットで不動産売却一括見積もりサイトを見つけたので、いくつかの不動産屋さんへ売却希望の情報を送りました。

6社選んで、そこからの連絡を待っています。

連絡が来たところから、その体験談をまとめてみます。

一括見積もりサイトはここから申し込みました。
イエウール

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不動産売却の一括査定申し込み後の動き

売却の一括査定を申し込んだところ、すぐに自動返信で次のメールが届きました。

●●● 様
このたびは、不動産の査定サービスをご利用いただきまして
誠にありがとうございました!
ご指定いただきました査定会社より、ご連絡差し上げますので
今しばらくお待ちください。
なお、今後数日で、知らない電話番号から電話があった場合は
査定会社からの電話の可能性が高いです。
せっかくの査定結果の連絡となりますので、お受け頂きますよう
よろしくお願い致します。m(_ _)m
※ 査定会社の休業日(火曜日・水曜日の事が多いです)や
年末年始・夏季・ゴールデンウィークなどの時期には
ご連絡が遅れる場合がございます。予めご了承ください。
★下記の内容で査定依頼を承りました★
————査定会社————
(省略)
————お客様情報————
(省略)
————物件情報————
物件種別  : 一戸建
物件所在地 : ●●●●
————————————
以下、略。

このメールは、一括査定サイトの自動返信メールです。

その日は、一括査定申し込みサイトで6社を選んだだけでした。

一括査定申し込みから一夜明けて最初の電話が

次の日から、各社からメールが来たり、電話がかかってきたりしました。

午前中、最初の反応は、A社からの電話でした。

最初から、「現地を見に行って見積もりしたいんですけど・・・」ということでした。

「簡易見積もり」を選択したのですがいいのですか?と聞くと、

「もちろんです」と積極的な返事です。

売却物件の生活圏内にある近所の不動産会社の営業所です。

このあたりのことはよく分かっているような感じでした。

売却を急ぐようだったら、「買取り」という方法もあると教えてもらいました。

仲介で売却するのではなく、リフォームしたり、新築に建て替えて販売する専門業者があり、そういったハウジング会社などが買取りをしているので、急ぐ場合は、「買取り」がいいと言う話です。

A社は、どうもこの買取りが主な業務で、仲介はあまりやっていないような感じです。

積極的に「買取り」を進めてきます。

現地をみて査定して、1営業日以内に査定金額を提示するとも話し始めました。

一括査定サイトで入力データのみでもだいたいの相場を教えてくれました。

売却する地域の相場では、末端の販売価格では、坪当たり、40万円~45万円とのことで、買取りになるとその相場の半分くらいになるということでした。

はっきりとした金額は、測量してみないと分からないので、幅を持たせて査定したいということで、依頼してくれれば、一両日中に査定するという積極的な話です。

この金額は、土地のみの価格です。

建物は築40年にもなるので、価値は無いということです。

私たちの物件の場合は、土地の形が少し不便な形なので、高くても500万前後の買い取りになるということで、

そこに新しく新築物件を立てて販売するとなると、あまり大きな家は建てることができなくて、面積的にもこじんまりとしたものになってしまうということです。

設計事務所と相談をして、間口が狭くても上手に建てることができれば査定は高くなるという話をしてくれました。

さらに、仲介として他社に出すのであれば、買い取りは出来ないということでした。

買い取り専門でやるか、仲介でやるかと二者択一を迫ってきました。

こちらとしては、両方やってくれればいいと思ったんですが、まだこの世界のことがよく分かりません。

もちろん、この電話だけで即決出来ないので、他社の話も聞いてから返事をするということでとりあえず保留の返事をして電話を切りました。

このA社が、一番速い反応でしたが、あまりに積極的だし、内容が「買取り」で、売却価格が仲介の半分くらいになってしまうということなのでちょっと無理かなという感触です。

まだ、話ははじまったばかりですので、ひとまずは、なんとなく不動産売却の話の進め方が分かったかなという感じはつかめました。

しかし、このA社は、査定申し込みキャンペーンとういのをやっていたらしく、後日、1週間ほどして500円のコンビニで使える金券が送られてきました。

申し込んだときは、知らなかったので得した気分です。

その後の問い合わせなどの連絡はなかったので、さっぱりしていていい感じですね。

素早い対応だったし、急な財産処分で早く現金化したい時にはいい業者かも知れません。

こちらとしては、古い家の建っている不動産を売却するにあたって、いくらくらいで売れるのかは、全然未知な領域でしたので不安ばかりです。

この話を聞いて、買取してもらうと早いものの、仲介での売却よりも非常に安くなってしまい、半分以下になってしまうということなら、

多少時間はかかっても仲介でなるべく高く売却したいと思います。

ただ、私たちもあまりながく何ヶ月も、何年も売れるのを待つという気持ちはなく、2~3ヶ月以内には現金化したいなという考えはあります。

ただ、売却する土地の形状もあまり条件もよくないので、仲介での買い手を見つけるのは難しいかなとも思ってしまいます。

まだ、最初の業者さんと話をしただけですが、あれも、これもと不安が募ります。

とにかく最初の話が聞けたので、このまま、次の連絡を待って、全部の話を聞けたところでどこかに決めたいと思います。

一括査定申し込み後の動き・2社目から

次に電話がかかってきたのが、F不動産でした。

話の内容は、まず「査定書」をつくりますということで、建物は古いので、土地だけの値段に査定することになりますということでした。

古い家ですが、私たちには思い出がつまった建物です。

しかし、お金に換えるとなると「思い出」には、何も価値を持たないんですね。

仕方がないですね。

前の、業者さんと同じように、この地域の坪単価は、だいたいの相場が、坪40~45万円くらいなんだそうです。

土地面積と周りの居住環境などで、だいたいの査定では1000万くらいで売りに出せるのではとのことです。

このF不動産は、仲介業者だけど、買い取りの希望もあれば、買取り業者も多数知っているのでそちらにも話しをしますとのことです。

一般の人ではなく、リフォームや立て替えて販売する業者への「買取り」だと、仲介で一般の人に販売する値段の5~6割になるということでした。

少しこちらも粘って聞いてみて、売却する土地は、小さいので一般的にどうか?

仲介で一般の人に売れるものかと聞いてみました。

返答は、小さすぎるというほどではないこと、20坪でもそれなりの家は建てることができるし、

駐車場付きの住宅も建てることが出来る広さなので、買いたいという希望は、掘り起こせると思うとの事でした。

電話のあった担当の方といろいろと話していて、この人は知識豊富でこちらの要望をよく聞いてくれます

親の財産を処分するという点について、言葉を選んでこちらの気持ちを気にしながら、不動産売却の専門用語の話もしてくれました。

非常に好感の持てる対応でした。

話の結論は、なるべく高く売却したいだろうから、仲介で一般の人向けになるべく高く売却出来るようにして、

同時に、「買取り」専門業者もできる限りあたってみて、なるべく早く売却出来るように手を尽くしますという積極的な返事でした。

仲介と買取りの両方を同時にやってくれるということです。

一般の人になかなか買い手が現れなかった時の予防線として、「買取り」専門業者も探すという話になりました。

こちらの条件としては、もちろんなるべく高く現金化したいので、「買取り」だけで安く買いたたかれるといった感触がなくなり、頼もしい感じがしました。

この売却物件は、周りの住環境や交通の便もいいので、中古の家付きの土地として販売すると

それなりに買い手が現れる可能性は高いので頑張りますとも言ってくれてありがたい対応でした。

一括査定で依頼した不動産屋さんとは、まだ連絡の取っていないところがあるので、それらの話が全部終わって、

依頼することになったらまた電話すると言うことでいったん保留ということで話しは終わりました。

一括査定申し込み後の動き・3社目から

一括査定申し込み後、最初に2社から電話がきました。

残りは4社です。

残りは、全部メールで最初のアクションがありました。

代表的なメール文面を掲載してみます。

●●●様
この度はインターネットの不動産売却査定のサイトを通じ
物件査定の依頼を頂き誠にありがとうございます。
株式会社 ●●●● 営業担当の●●●と申します。
査定物件について、下記内容でよろしいでしょうか。
▼物件情報
[査定方法]   簡易査定
[査定種別]   仲介&買取
[物件種別]   一戸建
[物件所在地]  ●●●●●
[建物(専有)面積]   61平米(18.5坪)
[土地面積]   74平米(22.4坪)
[間取り]   4K / 4DK
[築年]   ●●●●築
[構造]
[現況]   空室
[ご名義]   私が名義人です
[お買いかえの有無]   買い替え予定なし
[ご依頼理由]   資産整理
[希望など]   買取について相談したい
[売却希望時期]
[ご要望など]   家が古いのですが、そのままで売りたいと思っています。
こちらの物件には大変興味があります。
弊社の事務所も近くでかまえております。
一度建物を内覧させて頂くことは可能でしょうか。
物件査定(仲介・買取)は、基本的に現在の物件状況確認が重要になりますし、
物件確認と売主様とお打合せする事により、条件やご要望に沿った形で
具体的にご売却のお手伝いができると思います。
改めて、こちらからご連絡させて頂きます。
よろしくお願い致します。

だいたい、こんな感じのメールがきていました。

このメールでは、最後は、また連絡するという内容ですが、こちらからの電話を待っていますというものもありました。

残りの業者さんから3通のメールです。

6社に依頼したので、最初に2社から電話があり、3社からメールです。

残りの1社からは、何の連絡もありませんでした。

一括査定サイトで入力したデータから、価値がないと判断したのか、販売する自信がないのか事情はわかりませんが、無視というのは良くないと思いますね。

ということで、残りの3社の対応です。

R不動産

まず、R不動産です。

メールがあって、また電話するという内容でしたが、担当者さんの名前が書いてあったので、こちらから電話しました。

早く話しを進めたかったからです。

そこの会社は、古い家をリフォームし、付加価値をつけて再販売するリノベーションを得意にしているようなことを言っていました。

ですから、仲介して一般の人に広く買い手を探すのではなく、「買取り」を主流にしているような感触です。

もちろん仲介もやりますとは言っていました。

とにかく一度、物件を見てからはっきりとした査定をしたいとのことで、だいたいでも査定金額は明言しませんでした。

会って売却物件をみせる約束はせず、とりあえず保留ということで電話を切りました。

Tハウジング

次は、Tハウジングです。

ここもこちらから電話をかけました。

早く一通り話をして、どこかに決めたいと思います。

この売却物件の地域は中古住宅付きの土地としてのニーズは低いとうことですが、エンドユーザーで坪48万で取引実績あると強調していました。

極小住宅を建て売りで販売するのを得意とする業者を知っているのでそこへ「買取り」を進めても良いと言います。

そこへの仲介をするということですので、結局、一般価格の半分という線になるので、話としてはあまり有利な情報を持っていないとふみました。

こちらの感触としては、△か×といった感じで、とりあえず他も当たっているので保留ということで電話を切りました。

S不動産

最後にS不動産です。

ここもこちらから電話を入れました。

この地域では、値段が分かり難いといいます。

坪40万くらいからかな?と、なんか不安な感じの答えです。

幹線道路沿いなので騒音が不利だと言うことで、坪単価出しづらいとの説明です。

他の業者さんとは少し違う感じです。

積極性があまり感じられません。

売却物件の登記関係を書面では調べていたようで、隣接する土地の評価証明書を取れない、つまり隣の空き地の所有者が不明なのでやりにくいといった事を言っていました。

私どもの売却する土地の形状は真四角ではなく、一部が幹線道路沿いの歩道に面していて、2メートルほど奥に入ったところに長方形の土地があるといったものです。

長方形の一辺全部が道路に面していないというところを気にしているようでした。

つまり、S不動産としては、あまり扱いたくないような感じが伝わってきました。

あまり良くない条件なので積極的でないということは、この条件での販売実績が無く、顧客情報や業者情報が少ないのだなと判断しました。

最後には、買取り専門の業者があるのでそこへの仲介はしますとのことでした。

S不動産は、このような感じで×の判断です。

一括査定申し込みから決めた業者最終選考

不動産屋さんとしては、儲かりそうもない物件なので対応はいろいろでした。

こちらとしては、長年住んでいた思い出の家と土地です。

小さくても高く売りたいと思いますし、安く買い叩かれるのはいやだな~と考えてしまいます。

幹線道路沿いで騒音がありますが、スーパーやコンビニも近くにありますし、学校も保育園も徒歩圏内です。

バス停もすぐ近くですし、居住環境は非常に便利です。

ですから、安くてもいいよとも言えないのが心情です。

かってな感傷ですが、思い出というものには、不動産としての価値がないので悲しくなります。

それなら、売却せずに持っていろと叱られそうですが、持っているだけでも税金がかかりますし、

これからの人生設計でいつまでも、金銭的に負担になる不動産を持っているのも限界がありました。

この間の初めての不動産屋さんとのやりとりで、まだ少しですが勉強になりました。

金額だけ見ると、買い取りと仲介では倍近くも差があるので、慎重にならざるをえません。

こちらの気持ちを考えてくれて、なるべく高く売却に向けて動いてくれるところに決めたいと思います。

販売方法を幾つか持っていて、親身になって対応してくれるところ、仲介と「買取り」で、買い取りでも高く売ってくれそうなところ、という感じの基準で今までの対応を吟味しました。

結局、6社に査定依頼を一括で申し込みましたが、2番目に電話があったF不動産が一番感触がよく、電話での好感度もいいのでここに決めようと思いました。

一括査定申し込み後の動きをまとめると

一括査定申し込みサイトからネットで売却物件の情報を入力してから2日で、だいたいの業者さんとはコンタクトがとれて仲介依頼先を決めることができました。

6社だけでもこんなに対応の違いがありました。不動産会社ごとで、それぞれ得意分野があるようです。

不動産の仲介実績や、抱えている関連業者の情報や、販売ルートをどこまで広げているかなど、不動産会社ごとでこんなに違いがあるということがなんとなく分りました。

不動産の売却は、不動産会社の力量にかかっています。最初の依頼業者の選定はしっかりするのが大切だということです。

ここから、最終的に決めたF不動産へ電話を入れて話をすすめていけばいいのですが、ふと思いついたことがあったんです。

この地域の古くからやっている地元の不動産屋さんがあることを思い出したんです。

個人経営の不動産屋さんで、この地域では貸し駐車場などを沢山経営していて、親の代から続いているところです。

この地域のことだから、きっと何か良い情報を持っているかもしれませんので、F不動産へ電話を入れる前に、ここにも一応相談してみようと考えました。

一括査定サイトからの不動産会社選定は、いったん保留して、地域の不動産屋さんへ話をすすめます。

次回では、この話を詳しくまとめたいと思います。

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