自宅を建てる時の住宅ローンを利用しようとした際、多くの方が固定金利と変動金利で悩まれると思います。
変動金利を使って利息をなるべく払いたくない、それでも固定金利の方が将来的に安心かもと悩まれる場合が多いでしょう。
住宅ローンのポイント・固定金利と変動金利
それによって審査内容にも影響が掛かる金融機関も在るかもしれませんが、仮に高額の住宅ローンを申請する際、初心者の方は、安心をとってフラット35の様な固定金利の方が良いかもしれません。
固定金利は借りている全期間で金利が固定である住宅ローンです。
対して変動金利は金利がその都度かわる可能性がある住宅ローンになります。
よい時には1%未満という様に低金利の事もありますが、世の中の状況から金利が上昇し、3%、5%と上がる可能性があります。
いつ金利が上がるかわからないし、どの位上がるか分かりません。その結果次第では月々の返済額がすごく増えて仕舞うなんていう事も考えられます。
無論、固定金利から変動金利に、逆に変動金利から固定金利に借り換えも可能です。
最初の内は変動金利を利用し、金利が大幅に上昇する様な事態になったら固定金利に借り換えするというパターンが出来る訳です。
その時の状況次第でどちらにしたらいいのか考えてみると良いと思います。
借り換えをする際には元本自体もなんとも減っている可能性が良いでしょうから、審査もそこそこ通りやすいのではないかと考えられます。
この様に住宅ローンを申請する際のポイントとして、どのタイプの金利を利用したらいいのかよく考えてみるという事もあるのです。
住宅ローンのポイント・共働き世帯
通常、家族世帯で住宅ローンを組む際には、世帯主等代表者1人の名義で住宅ローンを組んでいるケースが多い様です。
ただし、共働き世帯で住宅を購入する際には、それなりの選択肢が増えて現れる事になります。
たとえば、夫婦2人でローンを組む、夫婦2人の収入を合算して代表者1人がローンを組む等、様々です。
たとえば夫婦個別に住宅ローンを組むには「ペアローン」という住宅ローンがあります。
個別に住宅ローンを組むので、元本がそれぞれ少なくて済むと言うのが特徴です。
審査もそれぞれの収入を審査して、どちらにどれ位のローンを組ませる等決めていきます。
住宅ローン控除が個別に適用できて、団体信用生命保険は無料で入れる等、多くのメリットが期待出来ます。
但し、片方が死亡した場合、通常は住宅ローンの残債は保険で無くなりますが、ペアローンの場合は個別に入っている為、残る方の残債はその後も支払わなくてはならないというデメリットがあります。
再びここに手数料や契約を結ばなくてはならない為、面倒というデメリットもあります。
万が一、離婚という事態になった場合、財産分与の面で面倒というデメリットもあります。
その他に「収入合算」して築けるローンもあります。
この時1人は債務者、1人は連帯保証人という事になりますので、どちらにも責任は付く様になります。
この様に各家庭の事情によって何かと住宅ローンの組み方はありますので、住宅ローンを組む時にはそういった組み方も考えてみると良いでしょう。
住宅ローンのポイント・ネットと店舗を上手に利用する
なんだかんだ住宅ローンに関するポイントや審査基準を見ていると、どうも自分はどの住宅ローンに申し込んだらいいのか、いくつか候補が決まってくると思います。
住宅ローンの審査には時間がかかります。
1つの金融機関がダメな場合、次の金融機関で審査を頼む為には時間も気力も使ってしまい、それが複数回増えると嫌になってくると思います。
そこで利用するのがインターネットで見積もりのできる住宅ローンの仮審査です。
住宅ローンを取り扱っている多くの金融機関ではインターネットを利用した仮審査が行えます。
その時点で家にいながらにして出来るという点、複数の金融機関に同時に仮審査を頼めるという点等、時間や労力の節約が出来るというメリットがあると言えるのです。
その審査でNGがあったら、その金融機関に頼むのは、やめるといことが簡単に出来ます。
その後、仮審査でOKが出た金融機関が現れた場合、もっぱらインターネットで頼む事も可能なのですが、出来れば実店舗に出向いた方がいい様に思えます。
インターネットでは自分では気が付かない情報も出てきますし、こんなはずじゃ無かったとか、疑問点も直ぐに解決できます。
ましてや住宅ローンは生涯たくさん組むものまずはありませんので、慣れている人もそんなにいないでしょう。
だから実店舗に実際におもむいて、不安点や疑問点を聞きながら審査してもらうのが良いと思います。
この様にインターネットと実店舗を上手に利用する事で住宅ローンを上手に組む事が出来るのです。
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